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「メキシコの小沢事件」から学ぶこと「イカサマ電子投票、過激行動への挑発への警戒を」

 投稿者:松代理一郎  投稿日:2012年 4月16日(月)01時27分20秒
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   3月28日のシンポジュームで、ラテン歌手、八木啓代(のぶよ)さんから「メキシコの小沢事件」と言われる話を聞いた。

 内容が、日本の「小沢事件」と、ほとんど瓜二つなのにびっくりした。

その「メキシコの小沢事件」とは、2006年7月2日のメキシコ大統領選挙に絡まる話でした。

その大統領選挙は、国民行動党 (PAN)のフェリペ・カルデロン候補と民主革命党(PRD) のロベス・オブラドール候補の一騎打ちだったそうです。

与党)国民行動党のフェリペ・カルデロン候補は、社会格差を広げる新自由主義政策を進めてきた現政府の継承による経済安定を強調。

一方、野党)民主革命党のロベス・オブラドール候補は、新自由主義からの転換と貧困層に光を当てる社会経済の格差是正を訴えて闘いました。

まさに、2009年の「小泉・竹中の市場原理主義」の自民党と、「国民の生活が第一」を訴える民主党の対決構図です。

 当然「権力」側に狙われたのは、「メキシコの小沢一郎」、こと、民主革命党のロベス・オブラドール氏です。

ロペス・オプラドール氏は、当時はメキシコ市長、腐敗した市政を改革。「市民のための政治」を実感させ、国民に高い人気がありました。

 脅威を感じた現体制側は、

ロペス・オプラドール氏を、「政治とカネ」のでっち上げで追い落とそうと考えました。

現政権側は、まず「秘書がわいろを受け取った」と新聞に大々的に書かせることから始めました。

ところが、「これはでっちあげだ」ということがすぐ明らかにされ、このワナは失敗でした。

次は、ロペス・オプラドール氏に、「土地の買収で書類に不備があった」という疑惑を仕掛けました。

市の病院の前の道路を救急車が止められるように広げるにあたっての書類です。

事務担当が書類の訂正をすれば済む話です。

政権側は、執ように「政治とカネ」の問題としてキャンペーンを繰り広げ、人気を落とさせました。

この流れは、「小沢裁判」の「水谷建設から1億円のワイロ」「世田谷の土地購入疑惑」の流れとほぼ同じに見えます。

さらに、政権側は「大統領選にフェリペ・カルデロン候補が負ける」と見たのでしょう。

投票日直前に、大票田のメキシコ市に「電子投票」を急遽取り入れることにしました。

この電子投票とは、ブッシュ米大統領(当時)の弟が経営するフロリダにあるいわくつきの会社が得意とするシステムです。

 かねてより、「投票結果を操作できる巧妙なソフトを仕組んだ電子投票機」と言われていました。

 アメリカの大統領選挙で、ブッシュ氏がかろうじて勝利を得たとされるイカサマシステムです。

 民主党代表戦での「投票用紙集計の電子処理」、検察審査会の「イカサマソフト」、“ITの悪用”も一緒です。

 この”IT悪用”は、メキシコも日本も、どちらも、権力が絡み、周到に準備しないとやれない“大掛かりな謀略”です。

これらの「謀略」の結果、大統領選の結果は、わずか0.2%の差でロペス・オプラドール候補が”敗北”してしまいました。

選挙後、不正疑惑を抱き、オブラドール候補の呼びかけで、「大統領選挙の全投票数の数え直しを求める集会が開かれました。

メキシコシティの憲法広場には、7月16日、全国から80万人以上が参加して抗議しました。

30日には、メキシコシティで、オブラドール氏の支持者約120万人が抗議集会に集まりました。

支持者は、開票作業に不正があったと主張、集計のやり直しを要求しました。

このメキシコで、市民が100万人以上、“すぐに抗議に立ち上がる”というところは、凄い。

市民の行動力は、日本とはだいぶ違うようで、うらやましい気がします。

この国民の大きな抗議のうねりに、2006年8月5日、連邦選挙裁判所は、

「全投票数の数え直し」と言うのロペス・オブラードルの異議申し立ては退け、

「全体の約9%に当たる11,839の投票所についてだけ」開票やり直しを決定しました。

結局は、選挙結果を変えるには至らず、ロペス・オプラドール候補の「敗北決定」となりました。

この一連の「メキシコの小沢事件」の後ろには、当然、隣国アメリカの「謀略」の影がちらついています。

 日本とメキシコ、遠く離れた国で、瓜二つの事件が起こっています。「謀略」の作者、演出者が同じアメリカと言うことです。

この事件の相似性は、二つの国とも、「権力の中枢機能」が間違いなく、アメリカにある証拠かも知れません。

以上、八木啓代さん講演(動画&書き起こし)から、概略を整理致しました。

参考)「シンポジューム 検察・司法、マスコミを改革せよ!(前):なにわ市民セミナー団(ツイートテレビhp)
<八木さん講演は、11m50s-30m45s>
http://www.ustream.tv/recorded/21418552

参考)「メキシコで既に「小沢裁判」がありました」(生き生き箕面通信1209(120331))
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/88be80e90b1e96825abe606a491bd307


ところで、メキシコの大統領選挙は、6年ごとに行われます。今年、2012年が選挙の年です。

ロペス・オプラドール氏は、現在、5位につけ厳しい状況のようです。

 この野党勢力の後退には、理由があるようです。


 ブログ「晴耕雨読」の「「メキシコの小沢」の悲劇に学ぶ:小野 昌弘氏ツイート」から、その内容を推し量ることができます。

――ブログからの引用始め――――――――――――――――――――――――――――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 結論を先にいうと彼(注:ロペス・オプラドール氏)は、不正選挙で敗北したうえ復活が困難な状況です。

その理由は、彼への政治弾圧・不正選挙に反発する熱心な支持者の抗議行動自体がまた利用され、多数派との間に亀裂 。

デモ自体は問題がないのです。

しかし、メキシコでは支持者が弾圧の圧力の中で徐々に先鋭化して、多数市民の心から浮いていったことが悪用されました。

今の日本の普通の人一般に広く通じる言葉で訴え、あくまで平和なデモにする必要があると感じます

「メキシコの小沢」支持者のデモの先鋭化はバリケードによる首都機能麻痺でした。

今の日本でその方向性はないでしょう。

しかし、日本社会の雰囲気を考えると言葉の「先鋭化」だけでも支持を失うのでは、逆宣伝に利用されるのではと危惧します

先日の小沢氏支持の署名活動を唯一紹介した英語メディアは「小沢氏にもまだ陰謀論者という支持者がいた」という皮肉な記事で伝えました。

このように、先頭で実施している方々の努力と無関係に逆宣伝のための装置が埋め込まれる危険性も存在します。

街頭デモは重要です。

そして仲間にしか通じない言葉ではなく、多くのひとに響く幅広い共感をよべる言葉を探しましょう。

―ブログからの引用終わり――――――――――――――――――――――――――――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考)「「メキシコの小沢」の悲劇に学ぶ:小野 昌弘氏」  その他」(晴耕雨読)
http://sun.ap.teacup.com/souun/3644.html

つまり、「メキシコの小沢」支持者の抗議行動が、バリケードによる首都圏機能マヒなど過激化し、一般市民が離れてしまったのが原因のようです。

 また、メデイアも意図的に“ねつ造情報”を流し、ロペス・オプラドール氏を貶め、“人物破壊”工作を執拗にやったと思われます。



 さて、日本の小沢事件は、4月26日に判決が出ると言う大詰めを迎えています。

 「日本の小沢事件」は、「メキシコの小沢事件」と瓜二つですが、後追いなので、「メキシコの小沢事件」から、“教訓”を得ることもできます。

 その教訓は、「選挙の電子投票」(イカサマ投票)と「抗議行動の暴力的な過激化」への警戒です。

 今、国民の意思を政治に反映する手立てとして、選挙が唯一の手段のようになっています。

 追い詰められた権力側は、小泉劇場に見られるように、マスメデイア動員の“劇場型選挙”を行い、成果を上げてきました。

 しかし、ネットメデイアの出現で、マスメデイアのウソがばれ、情報操作の「劇場型選挙」での勝利もおぼつかなくなって来ています。

 そこで権力側は、次の手として、投票自体をコントロールする“イカサマ電子投票”の導入を画策することが考えられます。

 実は私は、「成人の日」に{選挙権を実感するために、“電子投票”を模擬体験」している女性のニュース映像を見ました。

 また、2月の京都市長選挙では、顔実験による“本人確認”の地域のお年寄りたちに代わって、職員が1名で受付を行っているのに出くわしました。

パソコンから、投票用ハガキ(バーコード)をスキャンして”本人確認”を行う方式に変わっていました。

 杞憂かも知れないが、裏で着々と、「イカサマ電子投票」の準備がなされている危惧を持ちました。

 「メキシコの小沢事件」の例ではないが、現野田政権が追い詰められて、解散総選挙に打って出る可能性もあります。

 その時、何の前触れもなく、“イカサマ電子投票”“イカサマ電子集計”の不正選挙を強行する可能性も高いと思われます。

 また今、「小沢裁判」のヒドイ実態が明るみに出るにつれ、日常的にデモが行われています。

 同時に、右翼や警察の挑発も多くなっています。

 「メキシコの小沢事件」の轍を踏まないために、抗議行動では、一層自制が必要と思われます。

 行動の過激化ではなく、ネットメデイアなど多様で幅広い抗議形式を縦横に広げた、粘り強い行動が求められると思います。

「日本の小沢事件」は、メキシコの教訓に学んで、共通する「権力中枢」、アメリカの謀略(電子投票&暴力挑発)には乗らないようにしましょう!
 

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