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おそらく破たんする日本の介護医療

 投稿者:風太  投稿日:2017年 4月 2日(日)05時01分17秒
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  入院ベッド15万床削減 25年、医療費減へ在宅移行
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000105-asahi-

この記事によれば、2025年までに入院ベット数は15万床減らされるようです。

医療費を減らすために在宅介護へ移行する為です。


しかし高齢化社会では医療を必要とする被介護高齢者はこれから確実に増えていきます。

その在宅介護に必要な医療は、在宅酸素、痰の吸引、経管栄養の管理などなど様々で、普通の家族だけで支えるのは至難の業です。

比して在宅介護の家族を支えるサポート体制は実にお粗末で、例えば痰の吸引は今も実際は家族しかやれません。

ヘルパーがやろうとすると、対象被介護者ごとの講習があり、さらには吸引も口から管を入れ、喉のところにある痰しか吸引できないのです。

実際はそんなものでは完全な対応はできず、鼻から器官内にまで挿入しないとより効果的な吸引はできません。

経管栄養もヘルパーにはできず、やれるのは家族です。

しかもそのヘルパーも、なり手が少なく慢性的な人手不足で、介護する家族へ負担がのしかかるばかりです。


核家族化した日本では、高齢の親を在宅で介護しようとしたら、介護する家族は自分の未来を捨て去るしかなくなります。

しかもその家族が病に倒れた場合、現状でもどこの療養型病院も満床で、被介護者の引受先が無いケースが増えています。

特養ホームも小泉政権時代の政策で数が抑えられ、しかも夜間看護師不在で医療を必要とする被介護者の受け入れができないホームもあるのです。

つまり貧弱な在宅介護サポート体制で、さらに病院のベット数を減らせば先行き介護地獄が待ち構えることにはs間違いなしでしょう。


しかしそんな現実も多くの国民は自身がその現実に直面しないと知ることがありません。

またそうなっても親を遠く離れた療養型病院へ入れてしまえば、あとは後ろめたさもあり自分の体験は他人に話すことはありません。

したがって現実はほとんどの人、特に若い層には知ることなくどんどん悪化していくわけです。

その為国はこれから費用がかさむ介護医療への支出を抑える為に、ただでさえ不足する施設やサポート体制をどんどん切り刻もうとします。

この現実で安心して老後が送れるのは一部の富裕層以外は地方の大家族に属している人以外はいないと言っても過言ではないでしょう。

あと10年もしたら日本は恐ろしいことになっていると思います。





 

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