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上から下まで、主体性のない日本

 投稿者:風太  投稿日:2017年 9月 8日(金)06時54分40秒
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  日本ではマスコミ御用達の似非文化人・専門家により、北朝鮮は幾ら話し合っても無意味という説が通説化しています。

確かに拉致被害者問題では、日本は何回も煮え湯を飲まされてきたことがありますので、国民はその説を受け入れやすいところはあります。

しかしそれは間違いだと思っています。

外交は交渉です、北朝鮮とて日本に求めるものがあれば何らかのアプローチをしてくる、問題はそれにどう対応するかです。


北朝鮮による拉致問題は、まさにその一例です。

北朝鮮は密かに拉致していた被害者を、(勿論返すのが当たり前ですが)まだばれていない状態で、どうして向こう側から存在を認めるような事をしたのか。

それこそ日本側に何かをしてほしくて、それで彼らなりのアプローチとしてこの問題を公にしてきたのです。

それが日本にアメリカとの交渉の仲介役になってもらうことです。

しかし日本側はその期待に応えてやれなかった、ゆえに交渉は決裂したわけです。


その後は安倍総理主導による無意味な制裁一本槍で、また家族会もその流れに従い制裁を声高に叫ぶだけで、交渉を主張した蓮池さんは追放されました。

で、何も成果は生まれず、ただ安倍総理だけがそのパフォーマンスで人気をあげて総理の座に上り詰めたわけです。


で話は米朝の間の話し合いですが、じつは水面下はともかく、公的にはオバマ大統領以来北との話し合いはほとんどなされてこなかったのが現実です。

そしてその期間北朝鮮はエスカレートして、どんどん核開発を進ませてしまいました。

いまや北朝鮮はアメリカまで届く核搭載長距離ミサイルの開発までの最終段階にきています。

それでトランプ大統領下のアメリカは、手詰まり状態となり、さらに経済制裁に突き進んでいます。

このままだと追い詰められた北朝鮮は崩壊し、場合によってはその前にアメリカとの戦争に踏み切る恐れもあります。

中露両国がこんなアメリカのやり方に危惧を感じるのは当然で、ドイツのメンケル首相も経済制裁では前に進まないと警告を発しています。


しかるに米朝の衝突で多大の被害を被るはずの日本の安倍総理は、アメリカの露払いよろしく、経済制裁で前面に立って中露に制裁の実行を叫んでいます。

その理由はただ一つ、こういう時にこそ自分がいかに役立つ存在かを宗主国アメリカに認めてもらおうという、そういうことでしょう。

そしてそれを正す役割を担う野党第一党民進党は、

安倍総理の進める原発輸出策に前のめりの原発労組電力総連の影響下にある連合の言いなり状態です。

おかげで野党共闘は崩壊寸前で、これで安倍総理は年内に解散総選挙に打って出るかもしれません。


こういう動きの前に市民運動は本当に無力です。

あれだけ一世を風靡した学生主体の市民運動のシールズは、今やその記憶すら人々の頭の中から消え去っています。

もはや組織力などほとんどない形だけの労組センター連合を乗っ取った体制護持派により、日本は戦争をやる国に変貌しつつあります。


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