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新高校学習指導要領でみる自立した市民の否定

 投稿者:風太  投稿日:2018年 4月 8日(日)12時28分41秒
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   「新高校学習指導要領の問題点」(視点・論点)名古屋大学大学院教授 中嶋哲彦  抜粋
 
>今年2月、文部科学省が高等学校と特別支援学校高等部の学習指導要領案を公表しました。
>新しい学習指導要領は2022年度から年次進行で実施される予定です。
>学習指導要領には法的拘束力があり、学校の授業や教科書の記述は学習指導要領に準拠しなければならないとしています。
>今回の高等学校学習指導要領はどのような内容でしょうか。
 
>第一に「現代社会」を廃止する一方、「公共」を必修科目として新設することです。
 
>高等学校には社会科系の教科として「地理歴史」と「公民」がありますが、「現代社会」は「公民」を構成する科目の一つです。
>現在、ほとんどの高等学校が「現代社会」を必修科目に指定しています。
>今回「現代社会」を廃止して「公共」を新設する背景には、
>この科目を高等学校における道徳教育の柱にしたいという考えがあります。


>小・中学校には週1回「道徳」の時間がありますが、今年から「特別の教科道徳」に変わります。
>文部科学省は、小・中学校でも高等学校でもすべての教科を通じて道徳教育を重視するとしており、
>「公共」の新設もその一環です。

>ここにはたいへん大きな問題があると思います。
 
>「現代社会」は、現代の政治・経済・社会について、基本的な知識や原理を学び、個人として、
>また自立した主権者として、的確な判断ができるようにするために設けられた科目です。

>この意味で、「現代社会」という科目は、生徒の価値観の形成や生き方の選択を側面から支えるものですが、
>特定の価値観や生き方を教え込もうとするものではありません。

>しかし、「公共」を核に道徳教育を強化するとなると、話しは違ってきます。

>道徳は個人の価値観や生き方に直結するものですから、教科として教えたり、その習得状況で生徒を評価したりすることは適切ではありません。
>ところが、学習指導要領には、「公共」の目標として、生徒が「自国を愛」するようになることを指導すると明記しています。
>これでは、日本国憲法が保障する思想信条の自由に反して、愛国心をもつよう指導し、
生徒の思想信条を評価することになりかねません。


>さらに、「公共」の学習内容を見ると、現在の「現代社会」で扱っている
「基本的人権の保障」や「平和主義」が削除されています。

>これらは、この国と社会を成り立たせる基本原理です。
>これをしっかり認識しているか否かで、個人の生き方は大きく違ってきます。
>なぜこれらを削除するのか、私には理解できません。

>政府はいま、日本国憲法改正を準備しています。
>それに賛成するにせよ、反対するにせよ、今こそ日本国憲法について学習することが必要です。
>高等学校において「基本的人権の保障」や「平和主義」について学習する機会を奪ってはならないと思います。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/293696.html
 
 
以上とても大事な指摘なのですが、あまり重要視されていないのであえて取り上げてみました。

中嶋先生のこの指摘はとても重要だと思います。

安倍政権下、今の指導部は国民から自立性を奪い、戦前の様なファシズム国家を作ろうと考えているようです。

ゆえに「基本的人権の保障」や「平和主義」が削除されるような改定は軽視できません。

主体性が欠落し問題意識を持たない、政府にとって都合の良い国民ばかりの国では、植民地国家としての未来しか存在しないからです。

この事はもっと深刻に考えないと。

ただでさえアジア新秩序体制への移行期に、なんら発言力の無い安倍政権で、日本の地盤沈下が著しい状態なのに、さらに人のレベルを引き下げる勘違いぶり。

一日も早く立憲民主党・共産党・自由党・社民党などの責任政党による政権交代を目指すしかありません。

自民党では日本の未来は無くなります。
 

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