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あえて吉本騒動に触れてみます

 投稿者:風太  投稿日:2019年 7月26日(金)12時05分48秒
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  吉本騒動、これは参議院選挙報道自粛の穴埋めに使われた感があります。

単なる一私企業の内紛を、ここまで社会問題の様に、各メディアが一律横並びに取り上げるという異様な光景。

これを海外の人たちが見たら、全く理解できないと思います。

それだけ日本のメディア、特にテレビ局は、国民をアホにする為の装置に成り下がっているのでしょう。

そのせいで、さすがに最近はテレビは視聴者に飽きられて、視聴率は下がり続けることになります。

今こそ硬派な政治経済社会外交などなど、一番大事な情報を忖度なくつたえる番組を製作したら、

それこそ他局との差別化もできて、面白いのにと思うのですが。


で、吉本騒動ですが、発端は芸人の闇営業で反社会的勢力とのつながりを問題視されたものでした。

しかしその結果浮かび上がってきたのは、吉本という芸能プロの異様な実態でした。

この会社、そもそもは上場企業だったのです。

それが紳助の暴力団問題で混乱し、実力者の木村専務などを追放して実権を握った大崎取締役(当時)らが上場廃止をして、

株を在阪在京キー局に持ってもらったいきさつがあります。

実はここが一番の問題点なのです。


以後、吉本が売り上げを伸ばし利益を膨らませると、自動的にテレビ局側に巨額の配当金がキックバックされるシステムが稼働します。

ダウンタウンの売り出しに成功し、彼らの売り上げをバックに力をつけ、中興の祖木村専務らを追い出した大崎取締役(現会長)らは、

このシステムを使い吉本芸人を、司会者(MC)や俳優やコメンテーターとしてマルチに売り出すことになります。

そして昼の情報番組には、吉本などの芸人たちが、MCやコメンテーターとしてレギュラーの座を確保し、知名度を上げていきます。

そこにバーターで若手を押し込み、次の売れっ子芸人を準備していくという訳です。

そして今のテレビは、吉本とジャニーズのタレントで成り立つ状態になり、そこに疑義を挟む者は画面から排除されるのです。

特に吉本は株式を通じて深いつながりをテレビ各局と持つのですから、なおさら力は強大です。


吉本はそもそもダウンタウンのころから師匠について若手を育てるやり方を排除し、会社が直に学校(NSC)を作り、

そこの卒業生が所属芸人となるように変えていきました。

ダウンタウンはゆえに師匠がいなく、事実上松本の師匠は大崎会長になり、彼らが第一期生となります。

以後の吉本芸人は、NSCに入学しないと芸人になれなくなります。

NSCは入学金10万円に、年間30万円で、大阪と東京を中心に全国に7校があり、年間1400人が入学するようです。

となると、単純に計算しても6億円位が吉本に流れ込む計算です(一年で卒業)。

お笑い界の寡占企業吉本の芸人になるには、こうして40万円が必要になるというわけです。


そして卒業した芸人志望者は、吉本の直営の劇場に出て芸を磨くことになるわけです。

これは見方を変えれば、所属芸人が講師の学校に入れて金を取り、その後は僅かなギャラで直営劇場で働かせるという事になります。

それで芽が出ない者の多くは諦めて辞めていく事になります。

そもそもNSCは入学志望者へ通常あるような試験を科しません、ほぼすべて合格するわけです。

これが入ることだけで大変な俳優座養成所などとの大きな違いです。

才能の有無も見ないで、来るもの拒まずというのは、つまりは入学者のほとんどはお客さんということになります。

師匠について芸人ととなるやり方だったら、弟子になる段階で選別されるでしょう。

しかし吉本方式だと、才能も無いのに、いつまでも諦めきれないで一生を棒に振る者もでてくるというわけです。

ここに吉本所属芸人が6千人もいて、契約書も交わさないという事のからくりが見えてきます。

建前としてはNSCを卒業すれば芸人になれるわけですが、本当に芸人として稼げるのはせいぜい百人いるかいないか。

しかしそれらの者だけと契約書を交わせば、他の者達は噛ませ犬だと悟り、NSCに入る者はがた減りになります。

そこが吉本の夢を売る商売とでもいうのでしょうか。


今回の騒動で大崎会長も松本も、ファミリーを強調しますが、要するに彼ら一部のお友達だけがファミリーなのです。

したがって売れている芸人でも、松本の取り巻き以外はわずかな歩合だけでごまかされるのです。

だからまた吉本は契約書による契約を交わさないのでしょう。

交わせばファミリー芸人の歩合と、その他の芸人のそれとでは大きな違いがあることがばれるからです。

それでその他の芸人たちが今回声を上げているという訳です。

こういうところは、現安倍政権とよく似ていますね。

そして安倍総理のお友達の一員なのが松本達であり、吉本新喜劇には安倍総理は何回か舞台に上がっています。


そんな吉本は、今や公共事業にも深く食い込み始めています。

政商の道を進み始めた吉本は、株式配当という手段でテレビ局との関係を強化し、業界に君臨し続けているわけです。

この構図は日本社会の構図とダブります。

そしてそんな吉本を牛耳るのが、あの社長を傀儡にする大崎会長とダウンタウンの松本です。

最低最悪ですね。
 

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