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本当は巨悪などいないのです

 投稿者:風太  投稿日:2020年 9月26日(土)17時01分14秒
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  ソフトバンクの孫さんが、安価でPCR検査を提供しようと頑張られています。

これは本来行政がやるべきことなのですが、日本ではタブーの様に扱われています。

諸外国から見たら異様な光景です。

孫さんはPCR検査を唾液採取で各自が行い、それを送付する方式で、一回当たり2千円でできるようにするそうです。

早速方々から賛同の声と共に非難の声も上がっているようですが、非難などバカバカしい話です。


ここで注目すべきなのは、やろうと思えば2千円でもいますぐできるという事です。

ちなみに現在の相場は2万円から4万円程度です。

これでは一家四人で故郷の両親へ孫を見せに帰ろうとしても、一回の検査で10万円はかかることになります。

また事業所などで検査を受けようとしたら、100人程度の事業所で一回全員が受けたら200~300万円くらいかかることになります。

これではほぼ無理です。

しかしやろうと思えば安価な金額で手軽にできるのです。


これをなんだかんだ行政が理屈をつけてやらないできたところに、この国の抱える一番大きな問題が隠されているのだと思います。

それが敗戦後アメリカが日本をアジアの橋頭保に利用するために押し付けた国家統制の装置です。

恒久与党自民党と,恒久野党社会党の55年体制に、霞が関や財界と組合とマスコミ。

これらの装置の関係は、敗戦後ほぼ一定の関係で続いてきていました(組合だけ衰退)。

これを一時的にせよぶち壊したのが小沢一郎演出による鳩山政権でしょう。

ゆえに霞が関とマスコミの連合軍により潰されました。

国民が選んだ政権でも、それまでの恒久与党の自民党以外は受け付けないシステムにより排除されたわけです。

この構図に気が付かないうちは、PCR検査を否定し続ける異様な体制が存続し続けることになります。


ちなみに、人気テレビドラマ半沢直樹ですが、あのドラマには大きな間違いがあります。

それは、半沢の敵の簑部幹事長ですが、あんな巨悪はこの国にはいません!(いたらもう少しはましな国になっています)

日本のドラマでは、必ずと言ってよいほどに、あのような巨悪が存在して、人々を苦しめているかのように描きますが、真っ赤な嘘です。

本当は小物の政治家と小役人たちが、今の枠組みをそのまま維持しつつ、すべての課題を先延ばしにして誤魔化し続けているのが現実です。

その構図がわからないから、あたかも例えば安倍晋三を倒せばこの国の諸問題の多くは解決するような錯覚に陥るのです。

だから本当のこの国の姿から目をそらされてしまい、いつまでたっても変わらないままなのです。

ドラマは悪役が必要なので、あのように描きますが、現実の悪は制度そのものであり、生き物ではなく枠組みなのです。

それを壊そうとしなければ、いつまでもこの国は変わらないままで、いずれ消滅するだけです。


かつて浅田彰はこの国の中心は空であり、ドーナッツの様なものだと喝破していましたが、今も変わりません。

でなければ、あんな無能な人物が7年8か月も総理の座にい続けることなど出来ません。

そんな異様な国に自分たちはいるのだという自覚が、日本人には必要なのです。

そこからスタートしないと、この国は変わりません。


 

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