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米国大統領選は国民による直接投票によるものではない事。
各州が合衆国の代表を選ぶという事であり、それにより、州の大きさにしたがって選挙人の人数が決められていて、選挙人の多数を捕った候補が大統領に就任するという事。
州は日本の県とは違って国のような地位であり、独立心が高く(大小に係わらず)、州民も郷土意識が高いということ。
これが、今回の混乱が納まった後、どう出るのか?
まあ、合衆国としては一応は納まる。しかし、待っているのはバブル崩壊による金融崩壊と政治秩序の崩壊だ。
この時以後、今回の選挙混乱の亀裂的傷口が再発する事になるだろう。
民主党のトップで下院議長のペロシ氏はカリフォルニア州の選出だ。同じ西海岸のシアトルでは左翼活動系が町を占拠している。
これらに代表される米国人の郷土愛に基づく州独立意識が合衆国への離反に向かう事は、今後は自然な流れになるのではないか。
米国は実は、外国からの影響力が強い国であり、英国、欧州、イスラエル、等だけ数えても解りやすく、大統領選では中国の介入なんて盛んに宣伝されているが、宣伝匂い扱いだ。ロシアだって宣伝匂い。
これら、米国を牛耳ってきた国々や勢力が米国を酷使してきたことにより、もう耐用年数が過ぎてガタが来て、借金も返せず(返せないなら資産差し押さえと体で返せとなる)、体制がポンコツになった時点(ここ数十年が顕著)で、大きすぎて分割したほうが扱いやすくて統治も容易と判断することは自然だろう。
であれば、大統領選の混乱は望ましく、残される亀裂的傷口も望ましい。
何しろ、州は絶対的地位にある。
いくつかの州が集まって、それぞれに選挙人を出し合って、合同で大統領を選出して分離合州(国)を宣言する道も考え得るのだ。
早過ぎる初夢だったかな?
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