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立憲の新代表に泉議員が選ばれました。
彼のテレビインタビューやネットでのインタビューなどを見ていて感じたのは、年齢は4人の中で一番若いようですが、とてもしたたかな政治家の様に見えました。
かなり突っ込まれても、決して言質を取られるような事はせずに、うまく切り返して質問に対応していました。
共産党などとの共闘に関しても、非常に慎重に是々非々の様な対応していたのが印象的でした。
選挙区にもよりますが、共産党との共闘なしには勝利が無理な選挙区がかなりありますからね、それを連合のいいなりになっていたら、参議院選挙敗北は確定的です。
かといって、共産党との共闘を重視すると、必ずアメリカ様とのご関係からもありえないと、御用メディアや霞が関などからの非難の集中砲火を浴びるでしょう。
そもそも前提条件として勘違いしてはいけないのは、日本は他の先進国とは異なるという事です。
安倍晋三などという、どう見ても能力の足りない人物が総理になれるのは、彼が米賛美派の直系だからですからね。
したがって今の日本では、少しでもアメリカから自立を目指すようなそぶりを見せれば、途端に連合や御用マスコミからバッシングを受けること必至なのです。
だから小沢一郎議員は、泉議員を推したのだろうと思います。
泉議員ならば、アメリカに対しては保守色を前面に立て、しかし右から左までウイングを広げて、したたかに政権取りに向かう事が出来るでしょうからね。
大事な事は、ただ政権を取るのではなく、その後は日本を普通の独立国にしていくことなのです。
でないと日本は米中の狭間で、どんどん沈没していくだけです。
そして一日も早く隷属国から脱していかないと、独自の国家戦略も立てられず、そして自国企業も守れないままです。
かつて日本は世界最先端のハイテク技術を持っていたのに、中曽根総理時代にアメリカから出る杭は打たれる系の圧を受けて、保守政権はアメリカに全面降伏し、ハイテク企業の首を差し出したために、その頃世界のトップを走っていた企業は、今では見る影もありません。
日本の保守→拝米賛美派には、この国は守れませんからね。
今の日本は、自民では守れません、立憲の新代表は面従腹背の精神で政権を取り、日本の非公式な統治システムをぶち壊し、日本を自主独立のまともな民主国家に作り替えなければなりません。
この国は普通の先進国ではなく、今もアメリカの顔色をうかがうような三流の似非先進国に過ぎないのですから。
よもやまともな自由民主国などと、勘違いをしてはいけません。
与党の政治家などがそこいらのぼんくらでも務まるのは、ただの自ら戦略を考える必要のない米傀儡国家だからなのですからね。
ちなみに私はアメリカは嫌いではありませんよ、ただ今の日米関係では双方ともにダメだという事です。
アメリカが対ベトナムや対イラクで失敗したのは、対日でうまくやれ過ぎたからです。
しかしベトナムやイラクの人たちは、日本の今の保守指導者らと異なり、魂を売り渡すようなプライドを捨てるような屑はいなかったという事です。
日本の保守政治家でプライドを持ち合わせていた田中角栄は、だから失脚してマスコミの総攻撃を受けたのです。
小沢一郎や鳩山由紀夫も同様です。
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