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佐藤栄佐久氏の真実(2)

 投稿者:副管理人  投稿日:2011年 4月 4日(月)01時41分36秒
  通報 編集済
  (この論文は渡邉良明先生が2010年2/10から4/19まで10回に渡って連載されたものです)

佐藤栄佐久氏の真実(2) 投稿者:渡邉良明  投稿日:2010年 2月16日(火)13時08分15秒

 『日本国憲法』第41条には、「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関
である」と記されている。だが、果たしてそうだろうか?
 この度の石川知裕衆院議員(同氏の女性秘書も含めて)に対する東京地検特捜部の仕打
ちを観ていると、この条文が、実に空しく聞こえる。正直、私は、大きな疑問さえ感じる。

 事実、女性秘書は、未だ職場復帰できないとのことだ。国内の多くの心有る方々が、
今回、彼女が民野(健治)検事から受けた“拷問”の酷さに、激しい怒りを表明している。
当然のことであろう。
 その意味では、三井環(たまき)氏(元大阪高検公安部長)の「これは、(地検と政府
間の)戦争だ!」という言葉は、まさに正鵠を射ている。戦争だから、地検も、手段を選
ばないのだろう。また、“東京が駄目なら北海道があるさ”、といった具合に、今、小林
千代美衆院議員(北海道5区)が標的になっている。あの町村氏を倒した小林議員が、
一体、どれほど悪い事をしたと言うのか。正直、札幌地検のやる事が、余りにも“見え、
見え”である。
 だが、むしろ、東京地検特捜部は、「われわれ地検特捜部こそ、国権の最高機関である」
とでも勘違いしているのではないだろうか? 加えて、自らを不可謬の組織(?)とでも
盲信しているのではあるまいか。だが、実際のところは、“われわれには、宗主国アメリ
カが付いているんだ。小沢・鳩山民主党政府にやられる前に、やっちまえ!”という組織
防衛本能が、異常に働いたとも考えられよう。

 ところで、日本は、立法(国会)、行政(内閣)、司法(裁判所)の「三権分立」の国
である。しかし、今まで、司法は政府の意を体して、“偏った判決”を下すことが多かっ
た。特に、日本の最高裁には、アメリカの連邦最高裁判所に見られるような矜持(=自主
性)と高い見識は見られない。無論、より厳密に言えば、その連邦最高裁でも、レーガン
以後、だいぶ変質したと思うが、日本の最高裁よりは、まだましな方である。
 事実、今の日本の裁判官に、果たして人を正当に裁けるだけの能力と見識があるのだろ
うか? 正直言って、私は、「無い」と思う。特に、先ほど言った最高裁の裁判官など、
実に悲惨な状態だと思うのだ。無論、中には、心ある「良識派」もいよう。だが実際、こ
のような方々は、少数派だ。
 選挙だけでなく、裁判も、結局は「数」で決することも事実だ。それゆえ、先述したよ
うに、今までの日本では、政府(特に、自民党の清和会)の意を体した「体制・売国派」
の裁判官による判決が、被告の運命を左右することが多かったと思うのだ。そうなると、
すでに、判決は、“出される前から決まっているようなもの”だ。このような恣意的、
かつ一方的な裁判に、自分の身を委ねることなどできようか。

 実際、検察官が、不当・不法に「自白」を強要して、無実の人の「罪」をでっち上げる。
まさに、その“捏造され、でっち上げられた自白や証言”が、確たる証拠物件として採用
される。そしてそれを、裁判官が、内心“でっち上げられた案件”と知りつつ、判決を下
す。
 例えば、佐藤栄佐久氏の場合、第2審における“不当な判決”を、元検事上がりの弁護
士(=ヤメ検)が、執行猶予付きで、追徴金も取られないのだから、実質「被告側の勝訴
だ」などと詭弁を弄して、被告人(=佐藤氏)を慰撫する。実質、佐藤氏を欺く。
 事実、それが、“不当な判決”であることは、その弁護士自身、よく知っていると思う。
つまり、そこでは、検事も裁判官も弁護人(=多くは、元検事)も、実質“グル”だと思
うのだ。だが、こんな欺瞞的なやり方で、正当な裁判など、できるわけがないではないか。
“茶番”は、テレビの中だけかと思っていたら、裁判所(特に最高裁)においても、
下劣な茶番が、まかり通る。
 植草氏が昨年、最高裁での審議(=裁判)を、敢えて拒否なさったのも、同裁での茶番
と欺瞞を、じゅうぶん見通しておられたからだと思うのだ。

 このような法曹界の関係者の目が“節穴”なら、テレビで、「キャスター」や「コメン
テーター」と名乗る人々の目も、全くの“節穴”だと思う。なぜなら、彼らは、司会者を
含め、番組のディレクターの指示に従って語るだけで、決して、自分の魂から発する「良
心の声」に従っているわけではないからだ。
 無論、中には、そうでない方もいよう。だが、彼らが自らの“本音”や“真実”を語っ
た途端、次回の番組から外されてしまう。
 しかし、反対に、自己の良心に反してまで、ディレクターの指示に従うコメンテーター
たちは、その立場こそ違え、本質的に、今日の検察官や裁判官、それに弁護士たちと何ら
変わらない。つまり、彼らはお互いに、植草氏の言われる「悪徳ペンタゴン」の一翼を担
う人々なのである。
 むしろ、一般の方々の方が、却って政治家の真の人物像や物事の本質を的確に捉えてい
る。その正確な「目」の前には、やたらなキャスターやコメンテーターの”節穴”や、彼
らの発する空虚な言葉など、完全に吹っ飛んでしまう。

 例えば、佐藤氏のブログの中に、一人の福島県民(厳密には、いわき市民)の言葉があ
った。彼は、言う。

    「私は、栄佐久さんの人間性を新聞やテレビでしか知りません。知りえる立場に
    もありませんでした。しかし、顔は人を表す通り、正義感の強い真の政治家だと
    思っていました。知識があり、知性豊かで、決断力があり親分肌で、思いやりが
    あり情熱豊かな人と思いました。(直接、会って)まさに、その通りだと感じま
    した。200万人の県民のため、し(ひ)いては国のために全身全霊を注いできた人
    が県民を裏切ることなどできるわけがありません。信念(*疑念か)を晴らすべ
    く、ぜひ勝利を勝ち取っていただきたいと思います。しかし、真実に迫れば迫る
    ほど邪魔する人もいることは確かです。その邪魔を打ち消す私のような一般市民
    が、たくさん出てくることを切に願いたいと思います。
    『がんばってください、栄佐久さん』」と。

 この最後の呼び掛け同様、「200万人の県民のため、し(ひ)いては国のために全身全霊
を注いできた人が、県民を裏切ることなどできるわけがありません」という確言の中に、
一人の福島県民の万感の思いがこもっている。
 この言葉に対して、佐藤氏も、こう記しておられる。

      「ありがとうございました。胸に刻み戦いに臨ませていただきます」と。

 このお二人のやり取りの中に、私は、佐藤氏の今も変わらぬ人気と人望の高さを感じる。
また同時に、同氏の素晴らしい人柄がしのばれる。
 この佐藤氏の人柄の良さ、今も続く高い人望の秘密を、稿を改めて、今まで彼が戦って
来た「選挙」の中に見てみたい。
【つづく】
 

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